デジタルラベル印刷機と併せて使うカッティングプロッターの2つの問題点
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各社様において、業務全体の効率化や顧客ニーズへの対応を目的とし、デジタルラベル印刷機の導入が進んでいます。
しかし当然ながらラベル印刷後にダイカットが必要であり、それがデジタルラベル印刷の生産効率上の課題となるケースが増えています。
低速なデジタルラベル印刷機を用いる場合はレーザーダイカッターほどの速度を求めないことから、ダイカット工程は低速なカッティングプロッター(カッティングマシン)を用いて行なう場合があります。
このケースにおける問題点の考察と、現実的な解消方法を検討していきます。
カッティングプロッターは遅い
デジタルラベル印刷機を導入するのであれば、後工程もデジタルで完結することが理想です。
しかし、刃型レスで利用可能なカッティングプロッターは通常非常に低速で、デジタルラベル印刷機自体の生産性を高めてもそれがボトルネックになります。
カッティングプロッターには
カス上げ非対応のものも多い
カッティングプロッターにはカス上げ機能を持たないものも多く、人の手でカス上げを行なうには手間が掛かります。
低速なカッティングプロッターのためにカス上げ巻取機を導入するのも無駄が多く、場所も取ります。
速い・自動カス上げ・コストメリットのある
高速カッティングプロッターの活用で一気に解決
これまでの常識を覆す、高速カッティングプロッターが登場しています。
従来の低速なカッティングプロッターとは全く異なる高速な動作でダイカット処理します。スリット加工や巻き取りも追加可能です。下記動画を見てください。
この製品はDGi-330 高速カッティングプロッターです。
ラベル印刷の各種後加工がワンパスで可能です。
国内でも人気のデジタルラベル印刷機と合わせて使うことで、従来のカッティングプロッターに感じていた不満が解消できると思います。
例えば、EPSON SurePress L-4733A 等のデジタルラベル印刷機と高い親和性があります。(他、対応状況はお問い合わせください)
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