プラスチックチューブ用箱詰め機MiniMaster
PackSys Global AG
コンパクトでスマートなパッキング
MiniMasterは、高効率で信頼性の高いチューブ用箱詰め機です。直径が10〜22 mm(押し出しチューブの場合は最大25mm)のチューブに適しており、最大120本/分の速度で実行できます。
また、こちらの箱詰め機は、小径用ラミネートチューブ製造ラインMini120に完全に統合できます。Mini120とMiniMasterを合わせても、15m2しか場所を取りませんのでスペースも有効に使えます。
製品の利点
- Mini120ラインとの統合が可能
- 高いライン効率
- 衛生状態の改善(製品を手動で取り扱う必要がないため)
- ソーシャルディスタンスの確保が可能(必要なオペレーター数の削減による)
- シンプルで効率的な操作
- コンパクトで小さな機械デザイン
- 迅速でユーザーフレンドリーな工具交換
- 均一な箱詰品質を維持し、充填工程で開梱する場合にも高信頼性を確保
- 人件費の削減、ROIが向上します
高効率な箱詰め工程
クローズドプロセス
MiniMasterがMini120ラインと接続される場合、チューブは Mini120ラインから自動的にMiniMaster側のバケットコンベアに移載されます。
バケットコンベアは、チューブをグループ化ベルト(特許技術)に隙間なく送り込み、箱詰めにおけるチューブの欠品を防ぎます。
グループ化ベルトに送られるチューブの本数が、箱詰される1段に必要な数に達すると、グループ化ベルトが停止し、プッシャーがチューブをマンドレルプレートに向かって押し込みます。マンドレルプレートに箱詰される全ての段数のチューブが挿入され切るまで、この動作は繰り返されます。
全てのチューブが挿入されると、マンドレルプレートは待機状態の箱に向かって動き、 全てのチューブが一度に箱詰めされます。
空になったマンドレルプレートは、再びチューブの挿入位置まで戻ります。箱の搬送には約6秒かかり、チューブが詰まった箱は約500mmの高さのテーブルに排出されます。また、箱側の処理は独立して実行されます。
機器の詳細
ボックス搬送およびパッキングユニット
ボックス搬送システムは、梱包規則に従って調整可能なガイドレールを備えたインフィードローラーコンベヤーです。空気圧ボックス分離およびプッシュユニットと、チューブの長さを調整するための電動ボックスリフトユニットが装備されています。ユニットの縦向きと横向きのボックス保持ユニットには、手動表示で手動で調整できるスピンドルがあります。
グループ化エリア
グループ化ベルトにはクイックチェンジ機能が付いています。
グループ化プッシャーモーターは制御およびモニタリングされます。
これは、スプリングとリミットスイッチの代わりに空気圧ブロッキングモニタリングを備えた新しいものです。
ソフトウェアと操作
MiniMasterの操作は、22インチの画面で簡単に確認および制御できます。
仕様
インフィード/アウトフィード | ストレートイン・アウト |
---|---|
重さ | 約1,400kg |
速度 | 最大120本/分 |
チューブ径 | 10〜22 mm(押し出しチューブの場合は25 mm) |
チューブの長さ | 40 - 175 mm (キャップ含む) |
チューブスタイル | ラウンド、オーバル、キャップ側に重さのかかる短いチューブ対応可能 |
ボックスの寸法(L×W×H) | 最小 280×280×65 mm, 最大:600×600×180 mm |
内袋 | 可能 |