洗浄装置・溶剤再生装置
D.W.RENZMANN
印刷機の部品洗浄装置、溶剤再生装置
印刷機器の部品を「部品洗浄装置」が洗浄。洗浄で使用した廃溶剤は「溶剤再生装置」でリサイクルできます。
「部品洗浄装置」を用いることで、グラビア印刷機、フレキソ印刷機のインキで汚れた多種多様な部品の洗浄が可能です。溶剤インキ、水性インキ共に対応しており、グラビア印刷機・フレキソ印刷機の部品洗浄が可能です。
洗浄増置での洗浄時には、専用の「溶剤」が使用されます。D.W.RENZMANN社の洗浄装置なら、使用された廃溶剤を回収し「溶剤再生装置」で液体に戻すことで、廃溶剤を再生できます。
再生された溶剤は、次の部品洗浄で使用できます。
併せて使うことで印刷機の部品の洗浄から廃溶剤のリサイクルまで一連の流れとして行うことができるため、洗浄装置と溶剤再生装置を用いることで、コストを抑えつつ、環境に配慮した部品洗浄が実現します。
洗浄・再生のプロセス
洗浄装置が溶剤で部品を洗浄
洗浄装置では、インキで汚れた部品を、洗浄バスケットへとランダムに配置します。
部品の入った洗浄バスケットを、溶剤が噴射されるボックスの指定の位置に配置し、ヒンジ付きの機器のドアを閉じて、洗浄を開始します。
回転式スプレーから噴き出す「洗浄用の溶剤」によって、溶剤インキ、水性インキで汚れた部品を洗浄します。
洗浄可能な部品
インキパン、インキバケツ、インキコンテナ、ドクターブレード、スクリーンロール
その他の細かい部品も洗浄可能
廃溶剤を回収
洗浄に使用された廃溶剤は、指定のタンクに回収されます。
廃溶剤を蒸留再生
回収された溶剤を「溶剤再生装置」で再生します。このプロセスでは、溶剤再生装置を用いて、洗浄時に混ざり合った「洗浄用の溶剤」と「顔料(樹脂)」を分離します。
廃溶剤は、円筒状の蒸留ボイラー(タンク)に投入されます。
電気で加熱された蒸留ボイラーによって溶剤を気化させた後に、冷却することで再び液体に戻し、インキの残留物を処理して、溶剤を再利用可能にします。