環境に優しい画期的な紙製の「容器、パッケージ、トレー、包装・梱包資材、緩衝材」成形機械
ドライペーパーフォーミング機
O.M.G. srl

環境に優しい画期的な紙製の「容器、パッケージ、トレー、包装・梱包資材、緩衝材」成形機械
特許取得済みのドライペーパーフォーミング技術を利用した本成形機は、水をほとんど使用せずに複雑な形状の紙製の「容器、パッケージ、トレー、包装・梱包資材、緩衝材」を成形することができます。多くの産業界で「脱プラスチック」の流れが進むなか、食品用途や工業製品用途をはじめとしたさまざまな容器、パッケージ、包装・梱包資材の紙化への貢献が期待できます。
特徴
特許技術

乾燥状態の紙材を材料として使用し、成形前に若干の水分と添加剤を材料に含ませることで紙製の「容器、パッケージ、トレー、包装・梱包資材、緩衝材」を成形します。
省エネ・CO2排出削減
1時間あたりの電力消費は12~15KWと、パルプモールド成形と比較して大幅な電力削減が期待でき、CO2の排出削減への貢献が期待できます。
排水設備不要
水をほとんど使用しないため、排水設備を必要とせず、機械サイズ(約17m×3.5m×3m)以外に設置場所に大きな制約がありません。
紙材リサイクルに貢献
使用した紙材の廃材は再度機械に使用することができます。また、選定する紙材によっては成形品、廃材ともにリサイクルや堆肥化することができ、材料が無駄になりません。
高生産性
従来のパルプモールドの成形プロセスにおける、パルプを水に溶解させる、および成形後に水分を蒸発させる乾燥工程が不要となるため、生産速度が向上します。成形形状にもよりますが、最大でおおよそ9~10サイクル/分での成形が可能です。
仕様
機械サイズ | 長さ約17m×幅約3.5m×高さ約3m |
---|---|
給紙 | ロール状 |
搭載ロール数 | 最大4 |
ロール幅 | 370mm、430mm、540mm、630mmまたは730mm推奨、 600mmまたは800mmも可能です。 |
ロール径 | 最大1200mm |
管径 | 3インチ |
成型サイズ | 長さ500mm×幅700mm×深さ50mm ※深さはさらに検証予定です。 |
成型厚み | 400μm-1200μm ※厚みはさらに検証予定です。 |
成型圧力 | 最大250トン |
成型温度 | 最大250℃ |
成型速度 | 最大9-10サイクル/分 ※成形形状によります。 |
パルプモールド成形機との比較
従来のパルプモールド成形機 | ドライペーパーフォーミング機(O.M.G) | |
---|---|---|
生産性 | 乾燥時間を要することから、生産性が低い。 | 乾燥時間がないため、生産性が非常に高い。 |
電力消費 | 乾燥に使う電力の消費が非常に大きい。 | 低消費電力でCO2削減に効果的。 |
設置場所 | 排水処理設備が必要なため、工場の設置場所に制限がある。 | 工場の設置場所に制限がない。 |
水の使用量 | 水の使用量が大きい。 | 水の使用量は極めて少ない。 |